発行部数653万部の衝撃! 2018年に開催された「ジャンプ展 VOL.2」に足を運んだ話

2017年から2018年にかけて東京・六本木で開催された創刊50周年記念「週刊少年ジャンプ展」。

連載の年代別にVOL.1からVOL.3まで3回にわたって、原画やなつかしいグッズを中心に展覧されていました。

このページでは、“最大発行部数653万部”を記録した1990年代に焦点をあてたVOL.2に足を運んだときの話を、会場で入手した公式パンフレットや撮影OKエリアで撮影した写真をもとに振り返っています。

 

2018年に開催された「ジャンプ展 VOL.2」を振り返る

週刊少年ジャンプは1994年12月に漫画雑誌史上最大となる発行部数「653万部」を達成

653万部を達成した当時の「ジャンプ旋風」を視覚的に表現したオブジェクトが展示されていました。

最大部数を記録した号の巨大表紙を中心に、中のページが渦巻いて飛び出しているようにデザインすることでジャンプ躍進の勢いを表現しています。

653万部がすごい数字であることはなんとなく理解できるとおもいますが、展示ではほかの例えに置き換えて表現されていましたので紹介します。

 

データで見る653万部

1. 縦に並べると1,678km
ジャンプの縦の長さ0.257m×6,530,000=1,678km。六本木ヒルズから沖縄県那覇市(直線距離で約1,550km)を超える距離!


2. 積み重ねると195,900m
ジャンプの厚さ約0.03m×6,530,000=195,900m。富士山(3,776m)約52体分に匹敵する高さ!


3. 重さ4.571t
ジャンプの重さ0.7kg×6,530,000=4.571t。成人男性(66.5kg)68,736人分、アジアゾウ(約4t)1,142頭分の重さ!


4. 子どもの1/3が読んでいた
記録達成当時(1994年)の15歳未満の子どもは約2,000万人。※1 子どもの3人に1人が読んでいた計算に!


5. 大手新聞の部数を凌駕
毎日新聞(400万部)、日本経済新聞(292万部)、産経新聞(190万部)※2 などの大手新聞の部数を超える影響力!

出典:創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 公式パンフレットP19より
※1「平成7年 国勢調査結果」(総務省統計局)より
※2「日本新聞年間 '94/'95年版」統計合計部数より

 

 

手もとに残っていませんが、653万部を達成したこの号の表紙は見覚えがありますね。スラムダンクは豊玉戦を描いているタイミングでカラー掲載だったようです。

それにしても、当時15歳未満の子どもの1/3が週刊少年ジャンプを読んでいたという換算は驚きます。

筆者もそのひとりでしたが、いち早く続きを読みたかったので、発売日に早起きしてコンビニへ駆け込んでいましたね(住んでいた地域は月曜日発売でした)。

学校での友だちとの話題は、ジャンプ作品の最新話とその後の展望予想をしていた記憶があります。

それぐらいジャンプが生活の一部にとけこんでいたわけですが、同じような少年時代を過ごした方が全国に大勢いたということですね。

同年代の方でしたら、いまいきなり会っても1/3の方とは仲良くなれそうです。

 

週刊少年ジャンプの1994年12月時点での販売価格は210円でした。

ちなみに2021年時点での販売価格は290円、発行部数はウィキペディア情報によると、2020年時点でおそよ152万部となっています(日本雑誌協会調べ)

いまは昔とちがい、電子版があったり、動画配信サービスでアニメをスマホ・タブレットで手軽にみれたりしますから、作品の楽しみ方も選択肢が増えていますね。

 

当時の連載作品

1990年代に全国の少年少女、大人たちを大興奮させ、現在も絶大な人気を誇る『ドラゴンボール』や『スラムダンク』、『こち亀』、『ジョジョの奇妙な冒険』といったジャンプ史にさん然と輝くレジェンド作品が名を連ねています。

 

連載作品一覧

以下の表はスクロールできます。作品の順番は「ジャンプ展VOL.2」公式パンフレット掲載順となっています。

作品 / 作者 連載期間
『ドラゴンボール』鳥山明 1984年51号〜1995年25号連載
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』秋元 治 1976年42号〜2016年42号連載
『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦 1987年1・2号〜2004年47号連載
『まじかる☆タルるートくん』江川達也 1988年49号〜1992年40号連載
『新ジャングルの王者 ターちゃん♡』徳弘正也 1990年27号〜1995年18号連載
『水のともだち カッパーマン』徳弘正也 1995年45号〜1996年30号連載
『ドラゴンクエスト ─ダイの大冒険─』
原作:三条陸
漫画:稲田浩司
監修: 堀井雄二

1989年45号〜1996年52号連載
『花の慶次 ─雲のかなたに─』
原作:隆慶一郎
漫画:原哲夫
脚本:麻生未央

1990年13号〜1993年33号連載
『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』こせきこうじ 1991年25号〜1994年3・4号連載
『究極!!変態仮面』あんど慶周 1992年42号〜1993年46号連載
『幽☆遊☆白書』冨樫義博 1990年51号〜1994年32号連載
『レベルE』冨樫義博 1995年42号〜1997年3・4号連載
『ろくでなしBLUES』森田まさのり 1988年25号〜1997年18号連載
『ROOKIES』森田まさのり 1998年10号〜2003年39号連載
『スラムダンク』井上雄彦 1990年42号〜1996年27号連載
『HARELUYA ─ハレルヤ─』梅澤春人 1992年26号〜1992年35号連載
『BOY』梅澤春人 1992年50号〜1999年9号連載
『アウターゾーン』光原伸 1991年14号〜1994年15号連載
『ボンボン坂高校演劇部』高橋ゆたか 1992年34号〜1995年30号連載
『忍空』桐山光侍 1993年26号〜1995年38号連載
『珍遊記 ─太郎とゆかいな仲間たち─』漫☆画太郎 1990年49号〜1992年13号連載
『まんゆうき ─ばばあと あわれな げぼくたち─』漫☆(F)画太郎 1994年29号〜1994年50号連載
『るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚─』和月伸宏 1994年19号〜1999年43号連載
『地獄先生ぬ〜べ〜』
原作:真倉 翔
漫画:岡野剛
1993年38号〜1999年24号連載
『キャプテン翼〈ワールドユース編〉』高橋陽一 1994年18号〜1997年37・38号連載
『セクシーコマンドー外伝  すごいよ!!マサルさん』うすた京介 1995年52号〜1997年40号連載
『PSYCHO+』藤崎 竜 1992年51号〜1993年11号連載
『封神演義』藤崎 竜 1996年28号〜2000年47号連載
『みどりのマキバオー』つの丸 1994年50号〜1998年9号連載
『モンモンモン』つの丸 1992年13号〜1993年50号連載
『とっても!ラッキーマン』ガモウひろし 1993年35号〜1997年30号連載
『王様はロバ 〜はったり帝国の逆襲〜』なにわ小吉 1994年17号〜1996年52号連載
超機動爆発蹴球野郎  リベロの武田』にわのまこと 1991年13号〜1992年50号連載
陣内流柔術武闘伝  真島クンすっとばす!!』にわのまこと 1995年11号〜1998年8号連載
『遊☆戯☆王』高橋和希 1996年42号〜2004年15号連載
『電影少女』桂 正和 1989年51号〜1992年31号連載
『I"s〈アイズ〉』桂 正和 1988年25号〜1997年18号連載
『花さか天使  テンテンくん』小栗かずまた 1997年11号〜2000年30号連載
『ホイッスル!』樋口大輔 1998年13号〜2002年45号連載
『WILD HALF』浅美裕子 1996年3・4号〜1998年52号連載
『Romancers』浅美裕子 1999年44号〜2000年12号連載
『MIND ASSASSIN』かずはじめ 1994年52号〜1995年29号連載
『明稜帝 梧桐勢十郎』かずはじめ 1997年52号〜1999年52・53号連載
『ライジングインパクト』鈴木 央 1998年52号〜1999年16号、1999年27号〜2002年12号連載
『世紀末リーダー伝  たけし!』島袋光年 1997年33号〜2002年37・38号連載
『カラクリ』岸本斉史 1998年4・5号
『ROMANCE DAWN』尾田栄一郎 1996年季刊増刊 Summer Special
『ZOMBIEPOWDER』久保帯人 1999年34号〜2000年11号連載
『COOL RENTAL BODYGUARD』許斐 剛 1997年40号〜1998年7号連載

※作品の連載期間表記はジャンプ本誌での連載に基づきます。連載最終号が作品の最終回とは限りません(ジャンプ以外の媒体での継続、再開、シリーズ化、完結などの場合があります)。一部の作品は不定期連載の時期や休載期間を含みます。本誌掲載時に「読切」表記がある場合、同名作品でも連載期間には算入していません。

 

会場出口付近には当時の作者たちのコメントが寄せられていた

会場展示ブースの出口付近には当時連載していた作者たちの寄せたコメントが大きなパネルで展示されていました。写真撮影OKなエリアでしたので、記録した写真を紹介します。

 

 

『ドラゴンボール』鳥山明先生

 

鳥山明先生は現在、月刊『Vジャンプ』で連載中の『ドラゴンボール超』や劇場版作品の製作などにガッツリかかわっているということでしょう。

『ドラゴンボール』は連載終了まで読者アンケート1位の座に君臨しつづけていたそうです。テレビアニメ『ドラゴンボールZ』も平均視聴率20%を超えるヒットを記録していました。

世代を超え、世界規模でファンを魅了しつづける不滅の傑作です。

 

 

 

『スラムダンク』井上雄彦先生

バスケブームの火付け役となり、現在も世界的にファンが増え続けている『スラムダンク』の作者、井上雄彦先生のコメントです。

2021年1月には、井上先生のツイッターで映画化も発表されましたね。

どんな内容になるかまだわかりませんが、公開が待ち遠しいです。

 

 映画『SLAM DUNK スラムダンク』ティザーサイト

 

コメントボードのつづきを見る

※拡大版は全員分の写真とっていませんでした。すみません…。

 



 

一般観覧者は会場内展示品の写真撮影がNGでしたので、このページで紹介することはできませんが、外部メディアサイトでは一部掲載されていました。

会場や展示品の様子をもっと確認したい方は以下リンクの外部メディアサイトよりどうぞ↓ 

 

 

併設されていたコラボカフェのメニューがユニークだった

 

フリーザさまの戦闘力530000パフェ

クリリンのことカレー

 

 

以上、「2018年に開催された『ジャンプ展 VOL.2』に足を運んだ話 発行部数653万部の衝撃」でした。

思い出に残っている作品や、当時は深く読まなかった作品がありましたら、単行本や電子書籍漫画アプリ、アニメで振り返ってみてはいかがでしょうか。

筆者は劇場版『ドラゴンボール』を見返したり、dTVで見つけたアニメ版『BOY』を一気に視聴しました(めっちゃ懐かしかった…)。

ほかにも動画配信サービスでジャンプ作品が配信されていますので、時間があるときに探してみます。

それでは。


 

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